市政の動き−議会・政策・見解
【10.06.07】議会費についてこう考えます
議会に出席すると5,000円!?
岐阜市会議員には、議員報酬とは別に、議会や委員会などに出席すると1日5,000円が支給されています。交通費や食費相当ということで5,000円と決められている、「費用弁償」と呼ばれるものです。
これは議員報酬を受け取りながらさらに上乗せで支給され、いわば二重の支給と言わざるをえません。全国では廃止する議会が増えています。これを廃止すると年間およそ968万円も削減することができ、日本共産党岐阜市議団は以前から廃止を主張しています。
写真は、議長副議長へ申し入れ。
月18万の政務調査費は高い・・・
議員活動に必要な経費は、「政務調査費」でまかなわれています。たとえば、議員の調査研究に必要な経費、議会の様子を市民に伝える議会ニュースの発行などに使われ、現在の岐阜市議会では、議員1人あたり月額18万円が上限となっています。
日本共産党は運用について1円から領収書添付で公開をすることなど提案し、改善をすすめてきました。市民のために使われる政務調査費の存在を否定するものではありませんが、月額の上限が18万円というのは、あまりにも高すぎます。日本共産党は月額13万以下を提案しており、その場合少なくとも年間2,640万円の削減が可能です。実際に私たちは、大変苦労しつつも月額13万円以下でやりくりができていますし、不可能なことではありません。
⇒08年度の政務調査費はここで公開しています
海外視察や議員報酬について
現在、議員の海外視察の旅費は、年によって大きな差があるものの、過去3年間平均で511万円が使われています。海外視察は公式行事に限定すれば、これも削減可能です。また、議員報酬についても、引き下げ求め、「議員報酬審議会」を設置することを提案しています。